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手打ちそば 竜山(山形市)| 山菜の天ぷらと蔵王の伏流水を使用した打ちたての蕎麦を楽しめるお店

こんにちは。2022年も5月に入りましたね。この時期といえば「山菜」が獲れるぞっということで、山菜の天ぷらを求めて山形市西蔵王にある手打ちそば 竜山さんに行ってきました。

揚げたて熱々の山菜の天ぷらと蔵王の伏流水を使用した打ちたてそばを紹介しますのでぜひチェックしてみてください。

山形の山菜カレンダー

本編に行く前に山形の山菜が採れる時期について紹介いたします。

引用:やまがたの山菜・きのこ

3月ごろからふきのとうが採れ始め、4月下旬から6月末にかけていろんな種類の山菜が採れるようになるようです。

このカレンダーには記載がないですが、コシアブラは4月下旬から5月上旬にかけて採れます。5月いっぱいはいろんな種類の山菜が楽しめるようですね。

手打ちそば 竜山の外観

座席には大きな扉窓があるため、蔵王の景色をみながら蕎麦を楽しむことができます。

アクセスについて

今回は山形県庁あたりから向かったため県道167号を進みます。

しばらく山道を登ると「竜山」という看板と右折ができる道が見えてくるのでそこを曲がります。

道なりに進み黄色の大きな「竜山」という看板が見えたら到着です。

駐車場について

お店のすぐ横に約10台ほど停められる駐車場があります。大型バスも入れるようです。

手打ちそば 竜山のメニュー

こちらが竜山のメニューです。

冷たいそばとあたたかいそば、単品メニューがあります。穴子天そばがすごく気になりましたが今日は山菜の天ぷらを食べにきているので次回来た時の楽しみとして取っておくとします。

期間限定かつ1日数量限定で「寒ざらしそば」も提供されています。

【寒ざらしそばとは】
江戸時代、将軍家へ献上されていたそばを全国に先駆けて山形の地で復元されました。
大寒の日に、そばの実を不動沢の冷たい清流に浸してアクを抜き立春に引き上げます。
その後、ここ西蔵王の冷たい風と真冬の紫外線にさらして乾燥させました。
手間ひまかけたそばをぜひご賞味ください。

引用:手打そば竜山のインスタグラム
寒ざらしそばの仕込み風景です。そばの実を不動沢の冷たい清流から引き上げて西蔵王高原で寒風にさらしている工程です。

こうすることで余分なアクや渋みが抜け、甘みと風味が増し、舌触りがよく食べやすく美味しいそばができるとのこと。

お目当ての山菜天ぷら盛り合わせです。こちらは天ぷらのみの盛り合わせとなります。
※山菜天ぷら盛り合わせはその日の仕入れ状況で内容が変わるとのことです。

僕たちが伺った日はちょうど山菜の種類が揃ったタイミングでした。(嬉しい!!)。7種類で1,300円とすごくお得な盛り合わせです。

デザートも提供されています。そばアイスが気になるところです。

手打ちそば 竜山の店内様子

引用:手打そば竜山のインスタグラム

店内には座席とテーブル席があります。また薪ストーブもあり、火がゆらゆらと揺れているのをみながら注文を待つことができます。

座席:4人席(6つ)
テーブル:4人席(3つ)

注文したメニュー

山菜天ぷらの盛り合わせ 1,300円

揚げたて熱々の山菜天ぷらです。各種類2つずつ入ってボリュームもあります。

まずは山菜の王様「タラの芽」
ホクホクとしていて、山菜の中では苦味が少なく食べやすいため1番好き。という方も多いはず。

「行者にんにく(ギョウジャにんにく)」という初めて聞いた山菜。噂では山形県鶴岡市が発祥の山菜と言われているようです。

行者にんにくはにんにくの香りが強くして美味しいです。※キッスの予定があるかたは注意してくださいね。

山菜の女王「コシアブラ」。僕が一番好きな山菜です。

ほのかな苦味の中にコクがあり本当に美味しい。個人的には麺つゆで食べるのがおすすめです。

初めて食べる「ふきのとう」。
山菜の苦味が強いのですが、癖になる美味しさでした。

大きくて食べ応えのある「うど」。
山菜の苦味は少し感じましたが、ホクホクとして美味しかったです。

みんな大好き「たけのこ」。
シャキッとしていてもちろん美味しい。

最後は天ぷらで初めて食べる「こごみ」。
食べやすくて美味しかったです。

 
板そば 1600円

お腹が空いていたので量の多い板そばを注文。

竜山では、よりそばの香りと味を楽しんでもらえるよう「打ちたて」のそばを提供しています。

「水が美味しい地域のそばは美味しい」とよく聞きますが、これはそばの約45%は水分でできているためです。竜山のそばは山形蔵王の伏流水を使ってるので香りが格段によくなるようです。

実際にすすった時に香りが強く、そばの茹で加減もちょうどよかったのであっという間になくなっちゃいました笑

 
寒ざらしそば 1200円

寒ざらしそばを初体験。板そばも歯応えがあったのですがそれ以上に歯応えがあります。

将軍家に献上されていたそばということで、歴史を感じるそばでした。「そば」と「寒ざらしそば」の食べ比べをしてみるのも楽しいと思います。

そばを食べ終えたら蕎麦湯で割って、最後まで美味しくいただきました。

手打ちそば 竜山のサービス

オンラインストアで購入ができる

オンラインストアで手打ちそば 竜山の商品を購入することができます。

なかなか山形に来れる機会のない方はぜひチェックしてみてください。

▼オンラインストアはこちら
https://sobaryuzan.shop-pro.jp/

年越しそばの予約ができる

手打ちそば 竜山では年越しそばの予約・発送をおこなっています。

予約ページから注文書をプリントし、FAXにて申し込みができます。またはお電話でも注文可能とのことです。年越しそばは12月30日または31日に日付け指定をし発送いただけるようです。

FAX番号:023-641-1302
電話番号:023-641-1302

美味しいお蕎麦で年越し予定の方は早めに申し込んでおいた方が安全ですね。

▼年越しそば予約サイトはこちら
https://www.sobaryuzan.com/%E5%B9%B4%E8%B6%8A%E3%81%97%E8%95%8E%E9%BA%A6%E3%81%94%E6%B3%A8%E6%96%87

まとめ

いろんな種類の揚げたて熱々の山菜天ぷらを食べられて大大大満足です。

また蔵王の伏流水を使用した打ちたてそばもクオリティが高く美味しかったですし、寒ざらしそばに出会えたことも勉強になりました。

店主さんに6月ごろから月山の標高1000メートル以上の高地に自生する「月山筍(がっさんだけ)」を提供予定と聞いたので、これはまた食べに行かないとなと思いました。

それでは綺麗な桜を横目に帰路につきます。

 

店名 手打ちそば 竜山
住所 山形県山形市大字八森96
交通手段 山形駅から車で約21分
営業時間

■営業時間
11:00~15:00頃
日曜営業

■定休日
月曜日

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