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Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂(山形県山形市)|蔵王の湯めぐりと街歩きが楽しくなるお店。蔵王温泉高湯通りの「温泉コーデショップ」

こんにちは。今回は山形市蔵王温泉にある「Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂」をご紹介いたします。

蔵王温泉の目抜き通り「高湯通り」に2020年1月にオープンしたこちらのお店、温泉街の散策や湯めぐりが一層楽しくなる様々なグッズを取り揃えた、日本初の「温泉コーデショップ」です。

店内には温泉にまつわる素敵なデザインの商品はもちろんのこと、蔵王温泉の散策を楽しむためのコンテンツがあちこちに散りばめられています。冬のスキーシーズンだけでなく、蔵王温泉へお越しの際にはぜひ立ち寄っていただきたいお店です。

Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂までの道順(散策してみました)

先ほどお伝えしたとおり、高湯堂は蔵王温泉の「高湯通り」沿いにあるお店なのですが、せっかくなので高湯通りを散策するイメージでご紹介してみたいと思います。

蔵王温泉へは山形駅からバスが運行しており、約1時間で温泉街そばのターミナルへと到着します。

午前10:00、ターミナルに到着し、高湯通りへ向かって出発します。

天気が変わりやすい蔵王温泉ですが、この日は冬晴れ。冴えた空気を感じながら、ゆるい坂道を上りはじめます。
ターミナルに降りて、すぐに感じる硫黄の香り。温泉地に来たことを肌で感じます。

流れている川から立ち込める湯気が朝の光に照らされる様子は、胸がすくような光景でした。

ここが高湯通り。朝に伺ったのでまだお店は閉まっていましたが、旅館やお土産屋さん、飲食店、酒屋さんなど、様々なお店が軒を連ねています。

公衆浴場の隣には足湯と、見慣れない「手湯」が。
この「手湯」、後ほどまた登場します。

ゆっくりとした歩調で時々立ち止まりながら10分ほど歩くと、

こちらが高湯堂の外観です。白壁に2色ののれん、和のテイストと温かみ、スタイリッシュさが感じられる佇まいですね。

店先に気になる小さな木のお社が。「湯みくじ」とありました。初めて見た、後で運試ししてみよう。

Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂の店内の様子

のれんをくぐると、このような店内の風景。温泉街にちなんだ様々なグッズが目に入ります。

タオルに木の湯桶、鼻緒のかわいい雪駄や手ぬぐいなど、目移りします。

オリジナルの入浴剤やコラボ商品もありました。

ピックアップ商品

「marucoro chan」コラボ商品

まずはこちら、人気イラストレーター「marucoro chan」さんと高湯堂がコラボした、この店舗でしか手に入らない限定のコラボ商品です。

ポップでかわいらしくて、でもどこか和のテイストもありながら…つまりは「持って温泉街を歩くと、きっとワクワクする」感じ。それでいて普段使いももちろんできるデザインです。

こちらは以前LAFRANでも取材させていただいた「米織小紋」さんとのコラボ。さらりとした質感とシックな色の感じがまた素敵です。

温泉もんぺ

続いてはオリジナル商品「温泉もんぺ」。
「湯あがりにさっぱり履ける」をコンセプトに開発したこちらの日本製のモンペ、湯あがりで温かくなった身体でも着心地良いように、質感と肌触りに拘り和調木綿を採用しているとのこと。

もともとは農村地域の女性用衣類だった「もんぺ」ですが、最近は男女兼用化したり、タウンユースにも使えるスタイリッシュなデザインのものも多くなっていますよね。

温泉街のまち歩きを浴衣以外のリラックスウェアで、という方や、スリーシーズン使えてかさばらないワンマイルウェアをお探しの方にもおすすめです。

旅先のお買い物って、普段とは違うテイストのものを求めたりすることもあるように思いますが、旅行の後の日常で使い続けると、楽しかった思い出も一緒に甦ってきて嬉しい気持ちになりますよね。

体験、サービス

ここからは、高湯堂オリジナルの体験やサービスを一部ご紹介します。

「湯みくじ」

先ほど目にしたこちらの「湯みくじ」。やってみました。

扉の裏に、手順とお作法が書いてありました。

社の中から1枚「湯みくじ」の紙を引いて、

坂を下り、先ほどの「手湯」のところへ。

このおみくじをお湯に浮かべると、運勢が浮かび上がって出てくる、とのこと。すごい。

店長さん曰く「蔵王の泉質を考えると、浮かべるのは一瞬がいいですよ」。お湯につけすぎると逆に文字が消えてしまうのだそうです。

少しドキドキしながら浮かべてみます。いざ、運試し。

出ました!

個人的に印象に残ったのは「身体を大切に」でしたね。温泉に入って養生しよう。おみくじは普段なら初詣などでしか引かないぶん、楽しかったです。

▼湯みくじの様子

こけしあーと体験

もうひとつご紹介するのがこちらの「こけしあーと体験」。

レジカウンター横には、各サイズのこけし木地が。ここから好きなものを選んで、自由に絵付けを行える体験です。

時間は40分~1時間程度、1回1,300円での体験となります。(要確認)

予約をしていただければ確実かつスムーズなご案内が可能ですが、当日の申し込みでもOK、とのこと。
急な悪天候などで予定が変更になったときなど、ぜひ思い出作りにお問い合わせいただければと思います。

Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂の特典やサービス

オンラインストアの商品も充実

高湯堂の商品はオンラインショップでの購入も可能です。今回の記事では紹介しきれなかったオリジナル商品も多数掲載されておりますし、期間限定の商品もアップされます。
お土産で購入して気に入った商品、でもまた蔵王に行くには遠い…という方にも嬉しいですね。

▼高湯堂 オンラインショップ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/zao-takayudo/

姉妹店「TAKAYU温泉パーラー」へもお立ち寄りください

LAFRANでも同時掲載した姉妹店「TAKAYU温泉パーラー」にもぜひお立ち寄りいただければと思います。
名物のプリンやソーダを味わったり、射的や温泉卓球を楽しんだりできるスポットです。

▼TAKAYU温泉パーラー
https://onsen-parlor.jp/

おわりに

今回は山形市の「Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂」をご紹介しました。
今回実際にお伺いしてご紹介した以外にも、ひとつひとつにストーリーやオリジナリティの溢れる商品ばかりで、繰り返し訪れたり購入したりすることで楽しみが深まるお店だと感じました。
また、旅をより一層楽しみつくすための、蔵王温泉の街歩きや湯めぐりについての観光案内のサービスも行っている、とのことです(要確認)。蔵王温泉へお越しの際には、一度立ち寄っていただければと思います。

 

店名 Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂
住所 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉19
交通手段 <お車の場合>
東北自動車道 山形蔵王ICより車で25分
東北中央自動車道 山形上山ICより車で20分
※蔵王体育館前駐車場をご利用ください
<徒歩>
山形駅より蔵王温泉行きバス乗車、蔵王温泉バスターミナル下車後徒歩2分
営業時間 <4-11月>
9:30-12:00、13:00-17:30
<12-3月>
9:30-12:00、14:00-19:00
定休日 12月28日〜3月24日まで:無休(※臨時休業有)
通常定休日:火・水
公式Webサイト https://zao-takayudo.jp/
公式インスタグラム https://www.instagram.com/yutabiya.takayudo/
ABOUT ME
トミヤ
1990年生まれ、山形県出身。珈琲と音楽と手仕事が好き。山形の虚飾のないひたむきな人やもの、場所を届けます。
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